特許技術で健全な脂肪だけを選別・抽出
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コンデンスリッチ豊胸のもうひとつのポイントは、シリンジにセットされるウェイトフィルターです。これは特定の重量を持った円筒形のオモリで、注射器のピストンのように、シリンジに収まるように作られています。その内部には上下を仕切るように特殊なフィルターが挟まれており、遠心分離処理を行うと、このフィルターの上側にオイル状の液体が分離されてきます。 |
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この液体は老化し衰えた脂肪細胞の残骸です。バストに注入するには適していませんし、注入しても強い生着力は見込めません。
このように、不純物を分離するだけでなく脂肪細胞の良し悪しも区別して、注入に最適な脂肪細胞だけを抽出することで、コンデンスリッチ豊胸は高い生着率を実現しているのです。
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なぜ脂肪細胞の選別ができるのか
採取した脂肪を遠心分離器にかけると、脂肪細胞とその他の物質とに分離させることはできます。ですがそれだけでは、脂肪細胞の良し悪しを区別して分離することはできません。それを可能にするのが特許技術であるウェイトフィルターです。
ウェイトフィルターをセットして遠心分離処理を行うと、その重量のためにシリンジ内の脂肪には非常に大きな重力が加わります。その力はウェイト無しの場合のおよそ25倍という大きなもの。これだけの大きな重力加速度が加わると、弱く衰えた脂肪細胞はその力に耐えられず、潰れて液状化してしまいます。そして排泄オイルとなった脂肪細胞は液体だけを通すウェイトフィルターのフィルターを通過し、シリンジ上部に溜まります。
こうして不純物を取り除き、しかも健全なものだけを選りすぐった、良質の脂肪細胞を分離することができるのです。
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注入に最適な状態を生み出すコンデンスリッチ処理
一連の処理を行うことで、より注入に適した脂肪細胞を生み出すことが可能になり、その結果、注入した脂肪の生着率は飛躍的に高まりました。さらに必要であれば、幹細胞を抽出・濃縮し、これを脂肪細胞とともにバストに注入することもできます。このワンステップを加えることで、より精度の高い生着を期待できるでしょう。
いずれにせよ、コンデンスリッチ豊胸は従来の手法以上に優れた豊胸術だと言うことができます。
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