｢胸の脂肪注入｣の体験談−ご相談からアフターケアまで

北村クリニックで「コンデンスリッチ豊胸」を受けました。もう仕上がりは完璧で、大きさ・形とも、まさに理想のバストを手に入れた気がします。
私が北村クリニックを選んだのは、脂肪注入法を専門でやってきたという信頼感、それにコンデンスリッチを扱っていたからというのが大きな理由なのですが、プロテーゼ法に疑問を感じたから…というのも、そのひとつかもしれません。
実は私の知り合い（歳はかなり上なのですが）で、プロテーゼ法の豊胸をした人がいるのです。今から10年ちょっと前、美容整形がもてはやされ始めた頃に「理想の美乳を手に入れたい！」と、プロテーゼ法を受けたのだそうです。手術はうまくいき、見違えるような豊かなバストが実現できて、しばらくは大満足で、本当に嬉しかった…とその人は言います。
でも、やぱり異物を胸に入れるというのは、大変なことなんですね。大喜びしていたのも束の間のことで、すぐにいろいろな症状が表れてきたといいます。いちばん困ったのが血行不良のためかバストが冷たくなること、それに手触りが不自然なこと。自分で障ってみても、明らかに自然のバストとは違う感触があるとのことです。自分で障って判るくらいですから…彼氏に障られでもしたら、バレちゃう可能性大ですよね。
そのうえ手術から7〜8年過ぎた頃からバストが変形し始め（これだけでも充分に怖いんですけど）、さらにしこりができ、硬くなってきたというんです。

それやこれやで、その方は一年前に別のクリニックに行き、そこでわけを話して、プロテーゼを抜いてもらったそうです。プロテーゼを取ってしまえばバストはペシャンコですが、そこにあらためて脂肪を注入して、バストのふくらみを再建してもらったという話でした。その、プロテーゼを抜く手術を受けたのが北村クリニックで、私はその人からの紹介で豊胸術を受けたというわけです。
その人は、私が豊胸を考えていると知ると、本当に真剣な顔つきで言いました。「プロテーゼと脂肪注入とあるけれど、しっかり考えて決めなさい。私のような人間は、日本中にいるはずなんだから」
…怖いよ、と思いながらもその忠告を素直に受け止め、自分でもじっくり考えたすえに「コンデンスリッチ豊胸」を受けた私です。