ドクターに手術を断られるとき
相澤奈津さん(仮名・24歳)
「手術を断る」のは医師の良心
私の胸は決して「小さい」というほどではなかったんですが、自分ではもう少し大きくしたいな…とずっと思っていました。それにバストの上側のボリュームが少なくて、垂れたように見えてしまうのが嫌だったんです。
でも今は、ひとまわり大きなサイズになって、バスト全体がふっくらとしていて、とても満足しています。
実は私、一度北村先生に手術を断られたことがあるんです。
二十歳のときに脂肪注入法を受けようと北村クリニックでカウンセリングを受けたんですが、その時先生は私の体がまだ成長期にあるようだと話し、「あと2〜3年、もう少し様子を見てはどうでしょう」と言ったのです。私は手術を受ける気まんまんでしたのですぐには納得できず「でも、手術を受けたいんです」と食い下がったのですが、先生は決してイエスとは言いませんでした。
「○○さんはバストが極端に小さいというわけではありませんし、重度のコンプレックスになっているとも判断できません。いま手術すると、体の成長に悪影響を及ぼすこともあるのです」というような言い方で私を諭し、手術はしてもらえなかったんです。
患者を思ってくれるドクターに出会えた幸せ
「何よ!私がしてほしいって言ってるんだから、手術してくれればいいのに!」などと、その時は腹も立ちました(先生、ごめんなさい)。でも冷静になって考えてみると、北村先生は私の心と体の状態をきちんと見抜いて、私のことを考えてくれたからこそ「今は手術はできない」と言ったんです。日が経つにつれてそれが身にしみてきて、「あと少し待ってみよう」という気になりました。
そうして3年とちょっと過ぎた頃。私は再び北村クリニックを訪れ、念願だった豊胸術を受けました。とってもきれいなバストになれて、本当に願いがかなった気分です。もしもあの時ヤケを起こして、他のクリニックで手術を受けていたら、今ごろはどうなっていたでしょうか。それを思うと北村先生には、本当に感謝するばかりです。
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